2年ゼミ 最終回

 

こんにちは。夏が終わり、秋の気配が近づいてきましたね。楽しかった長い長い夏休みが終わることを受け入れられない、丸山グループの貴志です。

 

物語を無事に書き終え、製本作業も終了してから時間が経ってしまいましたが、ゼミ生を代表して、今学期のブログの最終回を書かせていただきます。

 

私はこのゼミを通して、二つのことを学びました。

 

一つ目は、対象者の方を取材して、表面的な部分だけでなく、その方の本質の一端を探り当てようとすることの面白さ、楽しさです。

 

初めは正直、一度の取材でそんな事分からないし、自分には出来ないと思っていました。実際、私にとってはとても難しいことだったし、とても時間がかかってしまいました。しかし、その一端を掴めたと思えた時、自分に出来たことが嬉しかったし、とても達成感がありました。また、この作業をしていくうちに、物語を書く上で、対象者の方の内面の深い部分を探り当てようとすることで、より面白いものが出来るし、物語が完成した時、この作業はなくてはならないものだったなと心の底から思いました。

 

二つ目は、一つのことを諦めずに成し遂げることです。

お恥ずかしい話、私はすぐに飽きてしまったり、挫折してしまったり、何かを諦めずに頑張ることをあまりしてこなかった人間でした。今回のゼミでも、物語を書いている時、テストやバイトと重なって時間がないなかでも、期間内に完成させなければならなかったり、自分の書いたものに納得できず何度も何度も書き直しをしたり、修正をしたり、予想を遥かに上回る大変さでした。

何度も投げ出したくなったり、書くのをやめてしまおうかと思ったりしました。しかし、自分だけでなく、他のゼミ生も同じ思いをして頑張っているんだと思うと頑張れたし、内藤先生からお褒めの言葉を頂いた時に、本当に嬉しかったし、このゼミを選んでよかったなと思いました。

 

長々と私個人の感想を書いてしまって申し訳ないです・・・

最後に、お忙しい中取材に応じてくださった南房総の対象者の方々、合宿に協力してくださった南房総市役所の方々、内藤先生、このゼミの先輩方、そしてゼミ生の皆さん、ご協力頂き本当にありがとうございました。

私は今学期でこのゼミは終わってしまいますが、秋学期の皆さんは引き続きこれからも頑張ってください!

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南房総ゼミ~製本作業8月30,31日~

更新が遅くなりました…南房総ゼミ2年の新井一真(富山班)です。

ゼミ生の物語が完成を迎え、いよいよ製本作業に入りました!「製本作業は大変」ということを各ゼミ生が耳にしていたので、いよいよこの日を迎えたなという心境でした。

~1日目~

初日は第一校舎と研究棟に分かれて作業を進めました。両グループとも輪転機を駆使しました。自分は第一校舎グループでした。全く戦力になれず、無念…他の二人にはご迷惑をおかけしました。この場を借りて謝りたいです。「申し訳ございませんでした」。研究棟グループは堅実に作業を進めていました。

(第一校舎6階で輪転機を巧みに扱う少女です。輪転機マスターと言っても過言ではないでしょう)

そして輪転機で作業を続けること、約5時間…遂に印刷作業が終わりました。まさに24時間テレビの気分。コピー作業が終わりに近づくにつれて、武道館が見えてきました…(ちなみに武道館周辺はオススメの散歩スポットです)。

そして輪転機での作業が終わり、第一校舎の地下に移動して、コピーしたページを番号順に並べました。

(内藤先生の差し入れをいただいています)

1日目の作業はこれで終わりました。感想は「暑かった、暑かった」です。ちなみに帰りのスカイツリーラインで爆睡しました。

 

~2日目~

続けて、2日目です。この日、新井は少し遅れての参戦でした。朝から参加していた人には頭が上がりません、ありがとうございました!2日目は昨日印刷したものを順番に重ね、製本作業を行いました。

順番にまとめ、番号に抜けがないかの確認作業です。

そして、製本機を用いる作業に移りました。作業は佳境に入ってきました。ここで新井はとんでもなく手こずりました。本当にこういう作業が苦手なんですよね。バイト先でもコピー用紙を優に数百枚以上は無駄使いする悪しき能力が発揮されましたね。途中で内藤先生から「検品」という役職を拝命しましたが、某派遣プロの女子大生に終始、圧倒されていました。

徐々に完成された本が机に並び始めます。

そうしているうちに製本作業が終わりを迎えました。編集担当の3人を中心に、二日間にわたる製本作業ご苦労様でした。また今回から本に名前が付くことになりました。

 

その名も・・・『片道90分』←このネーミングセンス。さすが小佐川キャプテン!

(良い景色です)

こうして2日にわたる製本作業が終わりました。新井は全く戦力になれず。戦力外通告を受けても同然の働きでしたね(バース・デイで取り上げられる勢いでした)。編集担当の3人をはじめ、内藤先生と多くのゼミ生の協力があったからこそ製本作業を終えることができました!またインタビューにご協力していただいた対象者の皆様、ご多忙ではあったかと思いますが内藤ゼミのために時間を割いていただき誠にありがとうございました。南房総市役所の皆様も公務でご多忙のところ本ゼミにご協力いただき、誠にありがとうございました。既に対象者と市役所の皆様には『片道90分』が届いていると思います。是非、各ゼミ生の作品をお楽しみください。自分は春学期までの所属ですので今回が最後となります。南房総ゼミを通して、教室では学ぶことができないことを得ることができたと思います。最後に関係者の皆様、ありがとうございました。秋学期のゼミも頑張ってください。

2年ゼミ 第13回

こんにちは、2年ゼミの新井一真(富山班)です!

いよいよ7月に入り、夏を迎えました(夏苦手です)。夏を迎えると同時に始まるのが高校野球です!今年は100回大会ということで、自分が住む埼玉県では南北に分かれての開催となっています。無事に母校は一回戦を突破したらしいです。ただ、同じブロックには昨年の甲子園優勝校がいるため、苦戦が続くと思われます。頑張れ、後輩。そして、自分も単位とGPAのために初夏を乗り切りたいと思います!


 


 

本題に入りましょう。今回のゼミでは、前回同様に違う班のゼミ生同士で現時点での物語を批評しました。やはり自分では気づかない点が多々ありました。特に内藤先生からの添削はメンタルにきますね・・・

批評後は、前回の講義の続きをやりました。今回は一人称視点と三人称視点の違い、またそれらのメリットとデメリットについて考えることからスタートしました。自分の場合、三人称を取り入れているため、どうしても文章が説明的になってしまいます。意識して、書かないと取り返しのつかない事態になりそうです・・・

その後は、物語の速度について触れました。具体的には、休止法や情景法などのレトリックについての学習でした。こういった方法論を取り入れて、少しでも表現に富んだ作品が書ければ良いなとしみじみと思いました。以上が今回のゼミの内容です。

そして、この内藤ゼミ(春)も残すところ、1回となりました。「春の授業が終わるのってこんなに早かったっけ?」と思っています。ともあれ、次回は最後です。ゼミ生の皆さん、頑張りましょう!

2年ゼミ 第12回

こんにちは!今回のブログを担当する三芳班の塩田です。

連日暑い日が続き、いよいよ夏が来たという感じですね。汗を流すことが多くなってきたので、水分補給を大事に熱中症に気をつけていきましょう!(大会でゴールした後に倒れて救護テントに運ばれました笑)

さて、今回の授業では、初めにいつもの地区のメンバーを変えて、それぞれ違う地区のメンバーとの話し合いでした。

講義の回が続いたこともあり、各地区の物語が壁にぶつかっている中で、新しい意見を取り入れようという目的です。

自分の頭の中にあるものを改めて言葉にすることで、新しい発見が多くあった様です。

また、後半では内藤先生から物語の技術についての講義がありました。

ジャンプの漫画や王道の物語というのは「31の機能」に分けることが出来るそうです。自分が好きな物語など、どこがどの部分なのか照らし合わせてみたいですね。

残り少ない授業ですが、物語の完成へ向けて頑張っていきましょう!

2年ゼミ 第11回

こんにちは!今回のブログを書きます、グループ丸山の貴志です。

 

梅雨が明け、日差しが段々と強くなり暑さが本格的になってきて夏が来たなと最近実感させられますね。6月中に関東甲信越が梅雨明けを迎えるのは、観測史上初だそうです。確かに例年より雨の日が少なかったような気がします。水不足にならないか、少し心配です(笑)

 

さて、今回の授業では、南房総市役所から来てくださった渡辺秀和さんに、南房総市の「地域づくり」についての講義をしていただきました。

渡辺さんの講義の中で特に印象に残ったことを紹介したいと思います。

 

渡辺さんは南房総市の千倉出身で、大学進学を機に東京で6年間過ごし、大学院を卒業後、Uターンをして、南房総の実家の漬物屋さんを手伝いながら南房総市役所に勤めている方です。

渡辺さんはふるさとに対するイメージとして、幼いながらにも自分の役割を与えられてきたおかげで強い所属感や役割に対する責任感を感じていたけれど、「いつかは離れるもの」と思っていたそうです。

ですが、大学院時代、論文が書けず行き詰り、実家に帰った時に出会った「千倉だより」に出会い千倉の歴史に触れ、論文を書き上げたそうです。自分の経験を自分の言葉で論文を書くことによって、自分の中でのふるさとの占める割合がいかに大きかったか気づくことができ、南房総に戻ろうと思うきっかけになったそうです。

論文を読んだ教授が、これは渡辺さんにしか書けなかったものだとおっしゃったと聞いて、私もそんな物語を書きたいなと思いました。

 

またふるさととは、田園風景などの土地以外であっても、自分が自信をもって所属していると言える場所だとおっしゃっていて、その言葉に対してとても共感できました。

 

 

講義のあと、グループに分かれて、南房総についてや物語創作に関する相談会が行われました。

グループ丸山は、特に行き詰っていたので(笑)物語創作に関する質問を沢山させていただきました。渡辺さん、沢山質問してしまいましたが、丁寧に答えてくださり、ありがとうございました。

 

正直、ただ物語を書くのではなく対象者の方々のお話を聞いて、対象者の方と向き合って、自分のビジョンを考えて、という作業をしてから物語を創作するのは人生において初めての経験なので、私たちはとても苦戦しています。そんな時期に渡辺さんに沢山アドバイスをいただいて、本当にありがたかったです。

 

渡辺さん、忙しい中私たちに講義をしてくださり、ありがとうございました。

 

ゼミ生一同、頑張っていきましょう!

2年ゼミ 第10回

こんにちは!今回のブログを書きます、和田班の小佐川です!

梅雨も明け始めて、だんだん夏らしくなってきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私は夏が大好きなので、これからどんどん暑くなっていくのが楽しみで仕方ありません!

 

今回の授業は、ゼミ合宿でもお世話になりました、音楽プロデューサーの伊藤豊さんの特別授業でした。

私たちの最終目的である、「物語創作」のノウハウを伝授していただきました!

 

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伊藤さんが教えてくださった「物語創作」の中でなるほどなと思ったことをいくつかご紹介したいと思います。

「南房総と物語の連想」

自分の描いた物語で南房総を連想させないといけないし、逆に南房総から自分の描いた物語が連想できないといけない。なので、ゼミ合宿で目で、肌で、心で感じた南房総の良さを自分の言葉で表現しないといけないという使命をさらに強く感じました。

「嘘をつきすぎないで素直に書くのも大切」

嘘をつくということは、設定を増やすということ。嘘に嘘を重ねてしまうので、自分が描くときにすべての設定を覚えて、矛盾しないようにしないといけないのが大変だそう、、、。

 

 

また、前回の課題が、音楽グループの「ヒネモス」の「Life in Minesutrone」に収録されている「サンクトペテルブルク」か「Hello Hello」どちらかを聞いて、物語を創るという課題でした。

今回の授業で、伊藤さんにゼミ生が描いた物語の総評をしていただきました。同じ音楽を聞いてるのに、同じ物語は一つもなく、人によって感じ方はさまざまなんだなあと思いました。伊藤さんから、一人一人コメントを頂き、書き方の癖だったり特徴だったりを分析してもらいました。

今回の講義で、「物語創作とは」から、「自分の文章の癖」などなど、、、。吸収することがたくさんあり、貴重な時間を過ごしました。

またこれから、本格的に物語を執筆していきますが、それにあたって、悩んだり、苦しんだりすることが多くなると思います。ですが、そんな時間も物語創作には必要だと思いながら、自分と向き合い、対象者の方と向き合いながら、とっておきの物語を創り終えたいと思います!

ゼミ生一同、必死に食らいて頑張ります!!!

 

2年ゼミ 合宿振り返り 丸山インタビュー

こんにちは!2年ゼミ丸山班会計担当の川野です!

丸山班インタビューの振り返りをしていこうと思います。

丸山班は6/3に2組の対象者にインタビューを行いました。初めに取材させていただいたのがfree style furniture DEW を経営されている今井ご夫妻です。

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DEWについてまず初めに看板犬のアル君のお散歩に行きました。ただのお散歩かと油断をしていたらほぼほぼ山登りという実情がそこにはありました。都内では考えられないお散歩を前にお散歩とは何かと頭を悩ませる貴重な経験でした。茂淑さんの年齢を感じさせない足取りにも驚きつつお散歩(ミニ山登り)は無事終了しました。

その後、茂淑さんと奥様の京子さん別々にお話を伺いました。茂淑さんは大変穏やかな方で口調も緩やかな話し方をされる方でした。しかし、その口調とは裏腹に言葉の裏にモノ作りや音楽に対しての強い信念のようなものが感じ取れました。

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京子さんの取材は、とても可愛らしくフレンドリーなお人柄のおかげでとても盛り上がりました。お話を聞いているだけで旦那さんである茂淑さんへの信頼がうかがえるようでした。

DEWで取材を終えた後は昼食の会場である典膳に向かいました。

山の中をずんずんと進んでいくと突如、立派な門を構えた典膳が見えてきます。座敷に上がり午前中の疲れを取りながら、典膳の名物キャラクター、猫の「たまお店長」とも触れ合いつつ昼食をとりました。お野菜から焼き鳥から何から何までみずみずしいお食事をいただいた後、典膳の経営者である山本剣さんに取材をしました。写真 2018-06-14 17 17 44.jpg

山本さんはたいへんユーモアにあふれる方で終始笑顔の絶えない取材となりました。やはり、レストランを経営していることがうなずける山本さんの話術には目を見張るものがありました。ご自身の後悔なさっていることなども快くお話いただけて、自分のことを見つめ直すきっかけにもなりました。

この二日の合宿で自分とはずいぶん違う生き方をしている方たちのお話をたくさん聞きました。それによって自分の考えや心の中に大きな変化があったかと問われたら、そんなことはありません。しかし、合宿を通し多くの人の言葉を聞き、言葉を交わし、言葉を投げかけたこの経験はこのゼミにとどまらず人生において必ず意味を持つものになると帰ってきた今感じています。それらをさらに意味のあるものにするために私たちは物語を書きます。

最後に、取材でお世話になった今井ご夫妻、山本剣さん、さらに合宿二日間丸山班の移動のお手伝いをしてくださった岡本竜一さん、アドバイザーとして同行してくださった山寺里奈さん、本当にありがとうございました。

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2年ゼミ 第9回

こんばんは。
今回ブログを担当させていただく富山班の山田です。
このゼミで一番大変な作業と言われているインタビューの文字起こしがひと段落したため、みな晴れ晴れとした表情をしていました。
私はもう少し頑張ります(笑)

このブログを拝見してくださっているということはもしかしたらお気づきかもしれませんが、ブログのヘッダーが2018年仕様になりました!


コンテストという形で計22枚の中から選ばれたのは、なんと富山班の富山中腹での写真でした。思い出の詰まった富山での写真が選ばれるのは感慨深いですね。
他の21枚の写真も後日掲載していく予定です、どうぞご期待ください(笑)

さて今回の授業では「ビジョンを具体化する」というのをテーマとして扱いました。
まずそれぞれが書いてきた自分なりのビジョンを班ごとに話し合いました。同じ班でも人によって捉え方が全く異なり、とても興味深かったです。

その後、今週の宿題だった、内藤先生が20代の頃に書かれたコラムを用いて、先生のビジョンについてお話してくださいました。先生のビジョンと私たちが物語を書く上で考えるビジョンの共通点は「対象者の意図を超える」ということです。
インタビュー対象者の話をそのまま物語にしてしまったら、それはあくまでインタビュー記事になってしまいます。今回は「インタビューをもとに小説を書くこと」が目的です。だからこそ、インタビュー対象者の方が自分では気づかない部分を引き出せるような物語を書いていきたいと思いました。

また、今回の物語創作の上では「人物」が重要な役割を果たします。それゆえ、他者との関わりや、南房総という土地との関わりを元に自分のビジョンをより具体化するという作業も行いました。

インタビュー関連の作業が一通り終わり、いよいよ本格的に物語創作に入っていきます。
気持ちはワクワク半分、不安半分ですが、悔いのないものにしていきたいです!
そして、来週は合宿にも同行してくださった伊藤さんが特別講義をしてくださいます。今から楽しみです!

富山・合宿振り返り~インタビュー~ 菅野奈保美さん

内藤ゼミ(南房総)合宿振り返りインタビュー編 菅野奈保美さん(富山班)

こんにちは。南房総2年ゼミ、富山班の新井です。富山のインタビュー対象者は大紺屋農園の足達智子さんと馬森牧場の菅野奈保美さんのお二人です。諸々の都合上、菅野さんへのインタビューは合宿中ではなく68日(金)に行われました。インタビューに伺ったのは2年富山班の3人です。前回、同伴の1年生と3年生が不在だったため、寂しかったです・・・

さて当日は富楽里から菅野さんのお車で牧場まで移動しました。お手数をおかけしました。10分足らずで牧場へ到着。創意工夫がなされた看板です!

 

到着するや否や、馬が顔を出してくれました。想像以上に馬は大きく、また強靭な足を有していました。

余談ですが、執筆者が高校生の時、通学路に乗馬クラブ的なものがありましたが、一度もそこで馬の姿を見ることはありませんでした。ただ不思議なことにダチョウとヤギはいました。ちなみに埼玉です。

 インタビューに入る前に菅野さんと談笑しました。この時点で菅野さんのパワフルさがひしひしと伝わってきました。対象者のプロフィールにも載っていますが、菅野さんは占いを頼りに、南房総への移住を決断。そして即決で土地を購入し、一人で森を開拓し牧場をお開きになりました。

談笑後、軽くですが作業のお手伝いをさせていただきました。

その後、インタビューに入りました!

インタビューでは、菅野さんの幼少期から今に至るまで。また人や馬との出会いについてお聞きしました。執筆者自身、菅野さんの「明日は来ないかもしれない。だから延ばしてはいけない」「今日は今日で100点をあげる」という言葉が印象的でした。なかでも、「不安があるなら、不安という本能を超えるための知識や経験を持っていないといけない」という考えが心に響きました。インタビューは終始、笑いが絶えない時間となりました。

執筆者自身、長時間にわたるインタビューを行うということは初めての経験でした。

その中で、感じたことは2つあります。

1つ目は人それぞれの人生に物語があるということです。偉人の伝記というような形で表現はされていなものの、人ひとりの人生には物語が埋まっているということです。2つ目は点と点が線で結ばれているということです。かの有名なApple創業者の一人、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大の卒業式で行った演説にもありますが、一見、無駄や何の繋がりもないように見えたものが後に振り返ると、線で結ばれていたということです。

学内にいては感じられない、以上の2点が2回のインタビューを通して感じたことです。

最後に、富山班のインタビュー対象者の足達さんと菅野さん、ご多忙のところご対応いただきありがとうございました。

2年ゼミ 第7回 合宿直前準備

今週のブログ記事を担当します、丸山地区担当の横田梨々香です。

今回の授業では合宿に向けての最終確認やインタビューのリハーサルを行いました。

先生を対象者の方と想定して、インタビューのリハーサルを行いました。

実際に始めてみると、何から質問していいのかわからず、抽象的な質問を繰り返してしまう場面がありました。

抽象的な質問だけでは、とっさに答えることが難しいため、具体的な質問を織り交ぜながらインタビューすることが大切だと教わりました。

役割分担を決め、しっかりと備えることができました。

また、合宿当日対象者の方を撮影するために、各班ビデオカメラとボイスレコーダーを借りました。

しかしながら、小説の物語世界の細部を描くために、視覚だけでなく、聴覚・嗅覚・触覚等の五感を働かせることが大切だと学びました。

何もないところでの撮影にも挑戦してみようと思います。

いよいよ合宿も近づき、緊張感と期待感で胸がいっぱいです。

有意義な合宿となるように1・2年ゼミ一同協力して頑張ります!