ゼミ合宿が終わって一週間以上経ちました。
各班、文字起こしに追われる学園祭休みかと思います…。
千倉班は先日文字起こしに一区切りついたのでここで合宿の振り返りをしようと思います。
一日目の行程は、小松寺、海岸美術館、千倉海岸、そしてインタビューでした。
小松寺の副住職は猫のたまちゃんです。私たちが行ったときはお守りの上でお昼寝をしていました。副住職も大変なのですね…(笑)

緑の中に聳え立つ海岸美術館はインタビュー対象者である込山さんの思い出の場所。現在は閉館しており、中に入ることができず非常に残念でしたが、なんとか外観だけでも…!!と近くまで。美術館の隣には浅井慎平さんの別荘がありました。

千倉海岸は前日の悪天により、波がだいぶ大きく、サーファーたちにとって乗りづらい波でした。でも、晴れているうちに千倉海岸を見ることができてよかったなと思います。少々荒れた波に乗ろうとするサーファーを見て自分も海に入りたくなってしまいました(笑)
そして、調査のあとは込山さんにインタビュー。込山さんが淹れてくれたホットこコーヒーを飲みながら気が付けば3時間のインタビューでしたが、あっという間に時間が過ぎてしまっていました。込山さんの人生観や、自分の好きなものに没頭する姿勢、理想の年の取り方…たくさんのお話を聞かせていただいたので、楽しい3時間でした。また、込山さんに流れている穏やかな雰囲気に引き込まれ、取材中に「南房総のドン」と呼ばれている理由が分かったような気がします。

込山さんが経営しているサンドカフェ
2日目は丸一日調査でした。
道の駅の潮風王国へ行き、サンドカフェの姉妹店である散歩カフェも見ました。潮風を感じながら市役所の方に買っていただいた鯨コロッケを食べるという優雅な時間を過ごしました。
サンドカフェで働いていた方のカフェに足を運び、アイスカフェラテを頂きました。落ち着いた雰囲気の店内には焼き立てのパンの香りが充満していて幸せな気分でした。オルネカフェには今回のインタビュー対象者である西山さんと志村さんの作った陶器が飾られていました。

野島崎灯台に登り、白浜の海を存分に堪能した後は、館山の渚駅へ。そのあとは日の入りを逃すまいと即座に原岡桟橋へ向かいました。
原岡桟橋には一眼を構えた方が大勢いて、日の入りの瞬間を待ち続けていました。私たちは桟橋の先端まで歩いて景色をずっと見ていました。ちなみに、たまに高い波が来ると桟橋の床の隙間から波が迫ってきます。歩くときはかなりスリルがありました(笑)

春と秋ではまた違う雰囲気を感じられ、南房総のいいところを知れてよかったと思います。2日間を通して五感で感じた南房総を、インタビュー対象者の方の人生を詰め込んだ物語を書けるように頑張ります!
2日間お世話になった市役所の方々、インタビュー対象者の方々、ゼミ合宿に協力いただいたすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!