二年ゼミ(2019年度4期生)本が完成しました

みなさまこんにちは。夏休み満喫中、千倉班の根岸です。

ですが!!

夏休みだろうが南房総ゼミには関係のないこと!つい先日、ゼミ生が集まって書き上げた小説を本にする製本作業が行われました。

最初は、ゼミ生各自が書き上げてきた小説の誤字脱字をチェックしたり、様式をそろえたりする編集作業からスタート。この作業、私も経験がありますが思っているよりもとっても大変です…編集担当者のみなさん、本当にお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

そして二日間かけて、印刷した紙を本にする製本作業を行いました。最初はただの紙の山で果てしなく思えた作業も、ゼミ生(と先生)が協力して作業し、なんとか乗り越えることができました。大変な作業でしたが、楽しい雰囲気で作業することができてよかったと思います。先生が持ってきてくださったお菓子も美味しかったです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

そして、とうとう本が完成いたしました!!!!

 

 

どの作品もよい物語だと思うので、みなさんに早く読んでいただきたいです!!私は印刷と製本をしながら飛ばし飛ばしでしか読んでいないので早くちゃんと落ち着いて読もうと思います(笑)

四月に始めたときは「本当に私にできるかな」と不安な気持ちもありましたが、無事に達成できてほっとしています。長いような、短いような期間でしたがとても充実した、やりがいのあるゼミだったと思います。

一年ゼミのとき内藤先生にこってり絞られたので、今年のゼミを取ろうか悩みましたが、本当にこのゼミに所属できてよかったなと思います。この場をお借りしてお礼させていただきます。内藤先生、ゼミ生のみんな、本当にありがとうございました。

そして最後になりますが対象者の皆様、南房総市役所の皆様、南房総ゼミに関わっていただいたすべての皆様、本当にありがとうございました。皆様の協力なしには、このゼミは成り立ちません。

南房総ゼミは一度お休みの期間に入りますが、再開したときにはまたお力を貸していただけると幸いです。ぜひよろしくお願いいたします。私もなにかお手伝いできることがあれば協力したいと思います!

本当にありがとうございました!では!

 

 

広告

南房総ゼミ振り返りイベント

こんにちは、4期生松本です。さて、7月初めから準備をしてきた南房総ゼミ振り返りイベントが8/9に駿河台キャンパスで行われました。

イベント当日、学生側は9時からレイアウト整理・対談の最終確認など行っていました。

定刻になり、イベントが始まりました。最初は大黒学部長・石井市長よりご挨拶のお言葉をいただきました。

このゼミがどのように始まったのか、どのようなことをしているのか、南房総ゼミの発足経緯・活動紹介をしました。

対談①では、(右から)西山光太さん・伊藤豊さんにご登壇いただき、『物語執筆・フィクションの役割』について議論しました。やはり対象者の皆さんにも、物語を読んで初めて知った自分の一面があるようです。

対談②では、(右から)沖浩志さん・高木潮音さん・永森昌志さんにご登壇いただき、『交流を通してゼミ生に起きた変化』について議論しました。言葉の重みを学んだ、人見知りが改善した、多様な生き方を知った。様々な変化が挙げられていました。

対談③では、(右から)市役所の黒川秀和さん・真田英明さん・御子神三奈さん・渡辺秀和さんにご登壇いただき、『南房総の“土地”と私たち』というテーマで議論しました。『関係人口』という観点において、南房総市は今後どのようになっていくのでしょうか?

対談の間の休憩では、SandCAFEさんのコーヒーをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のイベントをもって南房総ゼミは一度休止となります。ゼミ活動にご協力いただいた南房総市の皆様、本当にお世話になりました。2年後、南房総ゼミが再開した際にはまた、お力添えいただけたら幸いです。

南房総ゼミ振り返りイベント ~準備~

本格的な夏を迎えてから暑い日が続いていますね。皆さん以下がお過ごしでしょうか。4期生の松本です。

今回は8/9に、駿河台キャンパスにて行われる『南房総ゼミ振り返りイベント』の準備風景をご紹介しようと思います。

このイベントでは、これまで南房総ゼミにご協力いただいた方々と一緒に4年間の活動を振り返るとともに、物語が完成するまでの過程について、対象者の方々や市役所職員の皆さんと対談を行います。

この日は対談の内容と会場のレイアウトについて話し合いました。今のところ準備は順調(?)です^_^;

本番が楽しみです^_^

2年ゼミ第13回(2019年度4期生)

こんにちは。富浦班の澤田です。

春学期の授業が次々とテストに向かう時期ですが、私たちのこの4期生の南房総ゼミも実は最後の授業でした。夏休みもみんなに会えるので、全然実感は湧きませんがよくよく考えてみると寂しいですね、、。印刷・製本まで頑張っていきましょう!!

今日の授業は、それぞれが書いてきた原稿を読み合う時間でした。

825C751A-1EFA-46AB-9C9E-0066C26F4746それぞれの原稿を読んで、なにか思うことがあればペンで書き込んでいきます。褒めてもらったり、アドバイスをもらったり、自分の原稿が手元に戻ってきた時に、いろいろな字で書き込みがしてあると頑張らなきゃと良い刺激になります。

その人にしか書けない物語が8つ誕生するこのゼミ、何にも替え難い経験でした。これから面談などを通じて8月後半過ぎまで執筆と改正を繰り返していきます。みんながどんな物語を描くのかはそれぞれ本人にしか分からないものなので、完成したものを読むのが楽しみです!最後まで全力で走り抜けましょう!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

2年ゼミ第12回(2019年度4期生)

こんにちは。千倉班の茂木です。

7月も中盤に差し掛かりましたが、まだまだ梅雨の季節が続いていますね、、。気分もあまり上がらないお天気ですが、そんな事も言ってられず小説執筆の草稿完成予定日が着々と近づき焦りを感じています(笑)。

今回の授業では、前半で印刷・製版までの完成に向けて具体的なスケジュールの確認を行いました。今までぼんやりと描いていた完成のイメージが、期日までに原稿を仕上げる計画を立てたことでより一層現実味を帯びてきたように思います。

そして、先週に引き続き物語の構造について学習しました。物語には “速度” があり、描写に代表される「休止法」や台詞に代表される「情景法」などをどれかひとつではなく織り交ぜて使用することでより読みやすく読者を引き込む小説になることを学びました。実際に先週自らが書いた小説の1章分がどの方法で書かれているのか考察し改善点を見つけたことで、今後の小説執筆における指針ともなりました。

授業写真

残りの後半の時間では、それぞれのアウトラインを紹介しコメントしあうというグループワークを行いました。自分のアウトラインに友人からコメントをもらうことで、自分では気づかなかった新しい視点を発見したり理解のしづらい箇所を指摘してもらう有意義な時間となりました。

南房総ゼミの授業も残りわずかとなりましたが、何とか最後まで諦めずに完成に向けて頑張りたいと思います!(笑)最後までお読みいただきありがとうございました。

2年ゼミ第11回(2019年度4期生)

こんにちは。二回目の登場、千倉班の根岸です。梅雨でじめじめとした天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、毎朝湿気でまとまらない髪の毛と格闘しています笑

 

さて、今回のゼミでは、前半は前回の続きの作品の見取り図発表、後半は物語の構造についての学習をしました。

まずは作品の見取り図発表。前回時間の都合で発表できなかった4人が①インタビュー対象者の人生を別の事柄に例えるとしたら、どうなるか?②インタビュー対象者にとって南房総はどのような場所か。別の事柄に例えるとしたらどうなるか?③自分はインタビュー対象者の人生と南房総という場所を通じて、何を考えたいか。ということを発表しました。他の人の発表を聞いていると、独創的な例えがあったり、自分では思いつかないような考え方をしている人がいて、とても参考になりました。自分ももっと違う側面から対象者の方を考えられるかも、と思いました。

 

次に、物語の構造について、先週の続きでジェラール・ジュネットの『物語のディスクール』から語り・語り手と焦点化・焦点人物を学びました。

語りには、物語世界内の人物、つまり登場人物(=私)が物語を語る一人称の語り手、「あなた」という視点で語る二人称の語り手、「彼・彼女」などの三人称の視点で語る三人称の語り手という、三つの種類があります。

二人称の語りは、「あなた」に対して語り掛けるような語りなので特殊です。なので、一般的な小説では基本的に一人称の語り手と三人称の語り手が採用されています。

一人称の語りはあたたかく情緒的であり、臨場感があるというのが特徴で、三人称の語りは自由に、複数の人の視点から物語を描くことができるのが特徴です。

 

IMG_1130

 

物語世界の描かれ方として誰の視点を採用するか、という焦点化にも三つの種類があります。

焦点化ゼロは、いかなる視点も採用しませんが、あらゆるもの、人物の内面まで描写することができるので「神の視点」、「全知の語り手」と呼ばれています。

内的焦点化は、登場人物の視点から物語内容を喚起します。内的焦点化には、固定・不定・多元と三つの種類があるのですが、この説明は後程!

外的焦点化は、登場人物など対象の外面のみを描写します。心情は書かず、様子しか写さないというカメラの視点から語ることから「カメラ・アイ」とも言います。

 

IMG_1127

 

そして、語りと焦点化を組み合わせることで世の中にある小説がどのように物語世界を語っているかを説明できます!

・一人称の語り ×

「固定内的焦点化」 一人の人(主人公)がずっと語り手。物語内で語り手が変わらない。

「不定内的焦点化」 語り手=「私」が語るが、語り手が変わる。

「多元内的焦点化」 語り手が変わる。不定内的焦点化と違う点は、多元内的焦点化は一つの出来事をさまざまな人の視点から語るということで、物語内で時間が進まない。

・三人称の語り ×

「焦点化ゼロ」   客観的に語る。ex) 「彼はコートの襟を立てた」

「内的焦点化」   人物の心情などが入る。ex) 「真田はストーブがお気に入りだった」

「外的焦点化」   外面だけを描くため、ハードボイルド小説に用いられる。

どうでしょうか?なんとなくわかりましたか?普段何気なく読んでいる小説も語り方によってこのように分類できますね。

他にも、ウラジーミル・プロップによる物語の機能についても学習しました。彼は、長くなるのでざっくり言うと、物語には共通する筋がある、ということを主張しています。実際に、冒険譚、成長譚、シンデレラストーリーといった王道といわれる物語は共通した構造を持っています。このような話は、皆が知っているため受け入れられやすいですが、物語が平凡になってしまうといった危険があります。

私たちゼミ生は対象者の方の人生を小説にするので、対象者の方の人生をそのような「型」にはめてしまうことは少々危険なことであり、よくよく考えながら物語を作っていく必要があると考えさせられました。

 

ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。ブログを書くことで物語の構造への理解がさらに深まったような気がします(笑)あともうすこしで春学期も終了ですが、残りのゼミも頑張ります!

では!

 

 

 

 

2年ゼミ第10回(2019年度4期生)

こんにちは、白浜班の松本です。早くも今週からブログ担当は2週目に突入しました。

さて、第10回の今回は作品の見取り図発表でした。①インタビュー対象者さんの人生を別の事柄に例えるとしたら?②対象者さんにとって「南房総」はどのような場所か?③対象者さんの「人生」と「南房総」を通して、自分は何を考えたいか?というもの。難しいですね(;^ω^)。時間の都合上発表は前半4人だけでしたが、粘土や新幹線など様々な事柄に例えていました。これが後々どのように作品に影響を与えるのでしょうか?

後半はフランスの文学理論研究者、ジェラール・ジュネットの『物語のディスティール』について学びました。物語の「相」は何が語られているか(内容)、どのように語られているか(言説)、誰が/いつ/どこで語るか(行為)に分けられ、時系列順に並べるか因果関係を重視するか、何人称でどの視点から描くか、などというもの。昨年の情コミ入門で一度受けていても難しい内容です^_^;

そして次回の課題は「物語を1章分書いてくること」。いよいよ本格的な執筆活動に取り掛かります。忙しくなりそうですね。