南房総ゼミ振り返りイベント ~準備~

本格的な夏を迎えてから暑い日が続いていますね。皆さん以下がお過ごしでしょうか。4期生の松本です。

今回は8/9に、駿河台キャンパスにて行われる『南房総ゼミ振り返りイベント』の準備風景をご紹介しようと思います。

このイベントでは、これまで南房総ゼミにご協力いただいた方々と一緒に4年間の活動を振り返るとともに、物語が完成するまでの過程について、対象者の方々や市役所職員の皆さんと対談を行います。

この日は対談の内容と会場のレイアウトについて話し合いました。今のところ準備は順調(?)です^_^;

本番が楽しみです^_^

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2年ゼミ第13回(2019年度4期生)

こんにちは。富浦班の澤田です。

春学期の授業が次々とテストに向かう時期ですが、私たちのこの4期生の南房総ゼミも実は最後の授業でした。夏休みもみんなに会えるので、全然実感は湧きませんがよくよく考えてみると寂しいですね、、。印刷・製本まで頑張っていきましょう!!

今日の授業は、それぞれが書いてきた原稿を読み合う時間でした。

825C751A-1EFA-46AB-9C9E-0066C26F4746それぞれの原稿を読んで、なにか思うことがあればペンで書き込んでいきます。褒めてもらったり、アドバイスをもらったり、自分の原稿が手元に戻ってきた時に、いろいろな字で書き込みがしてあると頑張らなきゃと良い刺激になります。

その人にしか書けない物語が8つ誕生するこのゼミ、何にも替え難い経験でした。これから面談などを通じて8月後半過ぎまで執筆と改正を繰り返していきます。みんながどんな物語を描くのかはそれぞれ本人にしか分からないものなので、完成したものを読むのが楽しみです!最後まで全力で走り抜けましょう!

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

2年ゼミ第12回(2019年度4期生)

こんにちは。千倉班の茂木です。

7月も中盤に差し掛かりましたが、まだまだ梅雨の季節が続いていますね、、。気分もあまり上がらないお天気ですが、そんな事も言ってられず小説執筆の草稿完成予定日が着々と近づき焦りを感じています(笑)。

今回の授業では、前半で印刷・製版までの完成に向けて具体的なスケジュールの確認を行いました。今までぼんやりと描いていた完成のイメージが、期日までに原稿を仕上げる計画を立てたことでより一層現実味を帯びてきたように思います。

そして、先週に引き続き物語の構造について学習しました。物語には “速度” があり、描写に代表される「休止法」や台詞に代表される「情景法」などをどれかひとつではなく織り交ぜて使用することでより読みやすく読者を引き込む小説になることを学びました。実際に先週自らが書いた小説の1章分がどの方法で書かれているのか考察し改善点を見つけたことで、今後の小説執筆における指針ともなりました。

授業写真

残りの後半の時間では、それぞれのアウトラインを紹介しコメントしあうというグループワークを行いました。自分のアウトラインに友人からコメントをもらうことで、自分では気づかなかった新しい視点を発見したり理解のしづらい箇所を指摘してもらう有意義な時間となりました。

南房総ゼミの授業も残りわずかとなりましたが、何とか最後まで諦めずに完成に向けて頑張りたいと思います!(笑)最後までお読みいただきありがとうございました。

2年ゼミ第11回(2019年度4期生)

こんにちは。二回目の登場、千倉班の根岸です。梅雨でじめじめとした天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、毎朝湿気でまとまらない髪の毛と格闘しています笑

 

さて、今回のゼミでは、前半は前回の続きの作品の見取り図発表、後半は物語の構造についての学習をしました。

まずは作品の見取り図発表。前回時間の都合で発表できなかった4人が①インタビュー対象者の人生を別の事柄に例えるとしたら、どうなるか?②インタビュー対象者にとって南房総はどのような場所か。別の事柄に例えるとしたらどうなるか?③自分はインタビュー対象者の人生と南房総という場所を通じて、何を考えたいか。ということを発表しました。他の人の発表を聞いていると、独創的な例えがあったり、自分では思いつかないような考え方をしている人がいて、とても参考になりました。自分ももっと違う側面から対象者の方を考えられるかも、と思いました。

 

次に、物語の構造について、先週の続きでジェラール・ジュネットの『物語のディスクール』から語り・語り手と焦点化・焦点人物を学びました。

語りには、物語世界内の人物、つまり登場人物(=私)が物語を語る一人称の語り手、「あなた」という視点で語る二人称の語り手、「彼・彼女」などの三人称の視点で語る三人称の語り手という、三つの種類があります。

二人称の語りは、「あなた」に対して語り掛けるような語りなので特殊です。なので、一般的な小説では基本的に一人称の語り手と三人称の語り手が採用されています。

一人称の語りはあたたかく情緒的であり、臨場感があるというのが特徴で、三人称の語りは自由に、複数の人の視点から物語を描くことができるのが特徴です。

 

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物語世界の描かれ方として誰の視点を採用するか、という焦点化にも三つの種類があります。

焦点化ゼロは、いかなる視点も採用しませんが、あらゆるもの、人物の内面まで描写することができるので「神の視点」、「全知の語り手」と呼ばれています。

内的焦点化は、登場人物の視点から物語内容を喚起します。内的焦点化には、固定・不定・多元と三つの種類があるのですが、この説明は後程!

外的焦点化は、登場人物など対象の外面のみを描写します。心情は書かず、様子しか写さないというカメラの視点から語ることから「カメラ・アイ」とも言います。

 

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そして、語りと焦点化を組み合わせることで世の中にある小説がどのように物語世界を語っているかを説明できます!

・一人称の語り ×

「固定内的焦点化」 一人の人(主人公)がずっと語り手。物語内で語り手が変わらない。

「不定内的焦点化」 語り手=「私」が語るが、語り手が変わる。

「多元内的焦点化」 語り手が変わる。不定内的焦点化と違う点は、多元内的焦点化は一つの出来事をさまざまな人の視点から語るということで、物語内で時間が進まない。

・三人称の語り ×

「焦点化ゼロ」   客観的に語る。ex) 「彼はコートの襟を立てた」

「内的焦点化」   人物の心情などが入る。ex) 「真田はストーブがお気に入りだった」

「外的焦点化」   外面だけを描くため、ハードボイルド小説に用いられる。

どうでしょうか?なんとなくわかりましたか?普段何気なく読んでいる小説も語り方によってこのように分類できますね。

他にも、ウラジーミル・プロップによる物語の機能についても学習しました。彼は、長くなるのでざっくり言うと、物語には共通する筋がある、ということを主張しています。実際に、冒険譚、成長譚、シンデレラストーリーといった王道といわれる物語は共通した構造を持っています。このような話は、皆が知っているため受け入れられやすいですが、物語が平凡になってしまうといった危険があります。

私たちゼミ生は対象者の方の人生を小説にするので、対象者の方の人生をそのような「型」にはめてしまうことは少々危険なことであり、よくよく考えながら物語を作っていく必要があると考えさせられました。

 

ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。ブログを書くことで物語の構造への理解がさらに深まったような気がします(笑)あともうすこしで春学期も終了ですが、残りのゼミも頑張ります!

では!

 

 

 

 

2年ゼミ第10回(2019年度4期生)

こんにちは、白浜班の松本です。早くも今週からブログ担当は2週目に突入しました。

さて、第10回の今回は作品の見取り図発表でした。①インタビュー対象者さんの人生を別の事柄に例えるとしたら?②対象者さんにとって「南房総」はどのような場所か?③対象者さんの「人生」と「南房総」を通して、自分は何を考えたいか?というもの。難しいですね(;^ω^)。時間の都合上発表は前半4人だけでしたが、粘土や新幹線など様々な事柄に例えていました。これが後々どのように作品に影響を与えるのでしょうか?

後半はフランスの文学理論研究者、ジェラール・ジュネットの『物語のディスティール』について学びました。物語の「相」は何が語られているか(内容)、どのように語られているか(言説)、誰が/いつ/どこで語るか(行為)に分けられ、時系列順に並べるか因果関係を重視するか、何人称でどの視点から描くか、などというもの。昨年の情コミ入門で一度受けていても難しい内容です^_^;

そして次回の課題は「物語を1章分書いてくること」。いよいよ本格的な執筆活動に取り掛かります。忙しくなりそうですね。

2年ゼミ第9回(2019年度4期生)

初めまして。第9回ブログを担当させて頂きます。白浜班の土屋七海です。 

9回のゼミでは特別講師の伊藤豊さんから、合宿、取材を経て物語を創作するまでに意識したいことについて教えて頂きました。 

  伊藤さんは音楽プロデューサーやサウンドデザイナー、執筆活動、イベントの企画運営などで活躍されている方です。 

雑誌「SWITCH」の連載、「歌はどこだ」で、対象者の方にインタビューをし、それをもとに音楽家の方と写真家の方と3人で旅をし、そこで音楽家の方が見たことや思ってことを想像し、記事を執筆する活動をしていました。 

それは、私たちのゼミ活動にも通ずるところがあり、これから物語を創作する上で大切になることを沢山教えて頂きました。 

  

まず、伊藤さんが雑誌のインタビュー中やそれをもとに旅に行き、執筆をしたことについて詳しくお話を伺いました。 

度をする中で、対象者の芯となるものや、対象者自身が実はこういう人ではないか、ということを発見し、ひとつの物語を作っていく過程を聞き、私は、自身の対象者の方がどのような人なのか、その方にとって南房総はどのような存在なのか、今一度見つめ直し、深く掘り下げたいと思いました。 

  そのあと、伊藤さんが課題で制作した物語に対して、ゼミ生が1人ずつアドバイス。頂きました。 

「サンクスペテルブルク」という音楽を聴いて、そのタイトルと音楽のイメージから物語を作る、という課題はとても難しく、どのようなコメントを頂けるのかとてもドキドキしました。 

アドバイスの中で、時系列が混乱しないように書くこと、特に時代物などは調べずに当てずっぽうで書いてはいけないこと、目線や視点となる人称を変える時は、その気持ちが誰のものなのか、誰がわかることなのかに注意して書くこと、など、物語を書く上で注意すべきことを沢山教えて頂きました。 

  

最後に、今回の課題を通して、これから物語を創作する上で意識して欲しいことを教えて頂きました。 

物語が、対象者の方から得られたアイディアやその方のイメージ、南房総からあまりにも飛躍してしまうと、ただの自分語りな小説になってしまい、逆に対象者に近すぎると自分の物語ではなく、ただの伝記になってしまう、と伺い、物語を書くということが、改めてとても難しいことだと思いました。 

私はあまり想像力やアイディアが浮かばず、今回の課題もかなり苦戦したので、気合を入れて、物語創作に取り組みたいと、改めて気を引き締めました。 

物語を書く上で大切なことや、真髄となることを沢山教えて頂き、本当にありがとうございました。頑張ります。 

  

また、南房総市役所の根形様から、琵琶を送って頂きました。事務室の方にもおすそ分けをし、みんなで分け合いっこをしました。 

とても大きくて、甘くて、みずみずしてくて美味しかったです。また、琵琶を食べることができて大変嬉しかったです。 

根形様、とても美味しい琵琶を本当にありがとうございました! 

お読み頂きありがとうございました。それでは、また。