一年ゼミ 第十一回

こんにちは!今回のブログ担当は、和田グループ、グループ長の根岸です。

 

最近じめじめと暑い日々が続いていますね。自分は高校時代剣道部に所属していて、真夏に防具のフル装備で部活をやっていたので、夏の暑さには強いと思っていたのですが、全然そんなことはありませんでした…。毎日暑さと闘いながら頑張って大学に通っています(笑)

 

さて、今回の授業はアウトラインver2の相互評価からスタート。ゼミ生を二つのグループに分け、グループ内でアウトラインを交換して読み、気になるところを指摘し合いました。

アウトラインは、論文の骨組みとなるとても重要なものなので、他の人に様々な視点から、自分では気付かなかった矛盾点や問題点を指摘してもらえるのはとてもためになりました。

加えて、他の人のアウトラインを読むことで、自分には思いつかないような論点(問い)の立て方を知ることができ、興味深かったです。

 

そして、読みやすく論理的な論文を執筆するために必要である、階層構造についても学習しました。論文における階層構造とは、ざっくり言うと、論じる項目の適切なカテゴリーごとの分類、整理といったものです。

この階層構造を用いると、読みやすくなり、読者を納得させやすくなるという効果だけでなく、執筆者も文章を整理することで、気が付いていなかった新たな論点を発見することができるという利点もあります。

自分も階層構造を活用して、アウトラインを改良していきたいと思います!

 

今回のゼミは、いつもより人数が少なかったですが、ゼミ生同士が協力して活気ある授業だったと思います。来週も頑張ります!!!!

 

 

 

 

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2年ゼミ 第10回

こんにちは!今回のブログを書きます、和田班の小佐川です!

梅雨も明け始めて、だんだん夏らしくなってきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私は夏が大好きなので、これからどんどん暑くなっていくのが楽しみで仕方ありません!

 

今回の授業は、ゼミ合宿でもお世話になりました、音楽プロデューサーの伊藤豊さんの特別授業でした。

私たちの最終目的である、「物語創作」のノウハウを伝授していただきました!

 

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伊藤さんが教えてくださった「物語創作」の中でなるほどなと思ったことをいくつかご紹介したいと思います。

「南房総と物語の連想」

自分の描いた物語で南房総を連想させないといけないし、逆に南房総から自分の描いた物語が連想できないといけない。なので、ゼミ合宿で目で、肌で、心で感じた南房総の良さを自分の言葉で表現しないといけないという使命をさらに強く感じました。

「嘘をつきすぎないで素直に書くのも大切」

嘘をつくということは、設定を増やすということ。嘘に嘘を重ねてしまうので、自分が描くときにすべての設定を覚えて、矛盾しないようにしないといけないのが大変だそう、、、。

 

 

また、前回の課題が、音楽グループの「ヒネモス」の「Life in Minesutrone」に収録されている「サンクトペテルブルク」か「Hello Hello」どちらかを聞いて、物語を創るという課題でした。

今回の授業で、伊藤さんにゼミ生が描いた物語の総評をしていただきました。同じ音楽を聞いてるのに、同じ物語は一つもなく、人によって感じ方はさまざまなんだなあと思いました。伊藤さんから、一人一人コメントを頂き、書き方の癖だったり特徴だったりを分析してもらいました。

今回の講義で、「物語創作とは」から、「自分の文章の癖」などなど、、、。吸収することがたくさんあり、貴重な時間を過ごしました。

またこれから、本格的に物語を執筆していきますが、それにあたって、悩んだり、苦しんだりすることが多くなると思います。ですが、そんな時間も物語創作には必要だと思いながら、自分と向き合い、対象者の方と向き合いながら、とっておきの物語を創り終えたいと思います!

ゼミ生一同、必死に食らいて頑張ります!!!

 

一年ゼミ 第十回

今回の一年生ゼミのブログの担当は丸山班会計の池田です。

今回は前回の続きのレポート構想発表から始まりました。

それぞれの論点や仮説、論証方法を聞くことができ、自分も刺激を受けることができ、有意義な時間でした。

発表後には二つのグループに分かれ、アウトラインについてのプリントを解きながら先生からアウトラインについて教わりました。その後前回宿題にだされたアウトラインをグループで見せ合い採点しあいました。

来週のゼミはアウトラインの修正です。

 

1年ゼミ 第九回

今回の一年ゼミのブログ担当は丸山班グループ長兼HP・編集の河野です。

今回の一年ゼミは明治大学付属八王子高校から山田愛弓さんが見学に来ました。
高校生と大学生では若々しさが違いますね!

そんな話は置いといて、今回のゼミは写真コンテストから始まりました。先日行われた合宿で撮った珠玉の一枚を持ち寄り、HPトップページの画像決めるのために投票をしました。
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その後、レポートの構成発表に移りました。論点(問い)・仮説(答え)・論拠(自らの主張の妥当性をどのように論証するか)・調査方法の4項目について発表しました。
聞き手も内藤先生が大好きな“問いを立てる訓練”をするため、質問を考えながら発表を聞くので油断ができない状況でした。
そんな中、山田さんは高校生とは思えない鋭い質問をしていました。
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発表の後に次回の課題のためにアウトラインの作成に関して教わりました。
時間がない中の説明だったので、あまり理解できませんでしたが、「論文はギリギリまで箇条書きで良い」という先生のアドバイスは驚きました。
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そして授業終わりにみんなで写真を撮りました!
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2年ゼミ 合宿振り返り 丸山インタビュー

こんにちは!2年ゼミ丸山班会計担当の川野です!

丸山班インタビューの振り返りをしていこうと思います。

丸山班は6/3に2組の対象者にインタビューを行いました。初めに取材させていただいたのがfree style furniture DEW を経営されている今井ご夫妻です。

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DEWについてまず初めに看板犬のアル君のお散歩に行きました。ただのお散歩かと油断をしていたらほぼほぼ山登りという実情がそこにはありました。都内では考えられないお散歩を前にお散歩とは何かと頭を悩ませる貴重な経験でした。茂淑さんの年齢を感じさせない足取りにも驚きつつお散歩(ミニ山登り)は無事終了しました。

その後、茂淑さんと奥様の京子さん別々にお話を伺いました。茂淑さんは大変穏やかな方で口調も緩やかな話し方をされる方でした。しかし、その口調とは裏腹に言葉の裏にモノ作りや音楽に対しての強い信念のようなものが感じ取れました。

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京子さんの取材は、とても可愛らしくフレンドリーなお人柄のおかげでとても盛り上がりました。お話を聞いているだけで旦那さんである茂淑さんへの信頼がうかがえるようでした。

DEWで取材を終えた後は昼食の会場である典膳に向かいました。

山の中をずんずんと進んでいくと突如、立派な門を構えた典膳が見えてきます。座敷に上がり午前中の疲れを取りながら、典膳の名物キャラクター、猫の「たまお店長」とも触れ合いつつ昼食をとりました。お野菜から焼き鳥から何から何までみずみずしいお食事をいただいた後、典膳の経営者である山本剣さんに取材をしました。写真 2018-06-14 17 17 44.jpg

山本さんはたいへんユーモアにあふれる方で終始笑顔の絶えない取材となりました。やはり、レストランを経営していることがうなずける山本さんの話術には目を見張るものがありました。ご自身の後悔なさっていることなども快くお話いただけて、自分のことを見つめ直すきっかけにもなりました。

この二日の合宿で自分とはずいぶん違う生き方をしている方たちのお話をたくさん聞きました。それによって自分の考えや心の中に大きな変化があったかと問われたら、そんなことはありません。しかし、合宿を通し多くの人の言葉を聞き、言葉を交わし、言葉を投げかけたこの経験はこのゼミにとどまらず人生において必ず意味を持つものになると帰ってきた今感じています。それらをさらに意味のあるものにするために私たちは物語を書きます。

最後に、取材でお世話になった今井ご夫妻、山本剣さん、さらに合宿二日間丸山班の移動のお手伝いをしてくださった岡本竜一さん、アドバイザーとして同行してくださった山寺里奈さん、本当にありがとうございました。

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2年ゼミ 第9回

こんばんは。
今回ブログを担当させていただく富山班の山田です。
このゼミで一番大変な作業と言われているインタビューの文字起こしがひと段落したため、みな晴れ晴れとした表情をしていました。
私はもう少し頑張ります(笑)

このブログを拝見してくださっているということはもしかしたらお気づきかもしれませんが、ブログのヘッダーが2018年仕様になりました!


コンテストという形で計22枚の中から選ばれたのは、なんと富山班の富山中腹での写真でした。思い出の詰まった富山での写真が選ばれるのは感慨深いですね。
他の21枚の写真も後日掲載していく予定です、どうぞご期待ください(笑)

さて今回の授業では「ビジョンを具体化する」というのをテーマとして扱いました。
まずそれぞれが書いてきた自分なりのビジョンを班ごとに話し合いました。同じ班でも人によって捉え方が全く異なり、とても興味深かったです。

その後、今週の宿題だった、内藤先生が20代の頃に書かれたコラムを用いて、先生のビジョンについてお話してくださいました。先生のビジョンと私たちが物語を書く上で考えるビジョンの共通点は「対象者の意図を超える」ということです。
インタビュー対象者の話をそのまま物語にしてしまったら、それはあくまでインタビュー記事になってしまいます。今回は「インタビューをもとに小説を書くこと」が目的です。だからこそ、インタビュー対象者の方が自分では気づかない部分を引き出せるような物語を書いていきたいと思いました。

また、今回の物語創作の上では「人物」が重要な役割を果たします。それゆえ、他者との関わりや、南房総という土地との関わりを元に自分のビジョンをより具体化するという作業も行いました。

インタビュー関連の作業が一通り終わり、いよいよ本格的に物語創作に入っていきます。
気持ちはワクワク半分、不安半分ですが、悔いのないものにしていきたいです!
そして、来週は合宿にも同行してくださった伊藤さんが特別講義をしてくださいます。今から楽しみです!

富山・合宿振り返り~インタビュー~ 菅野奈保美さん

内藤ゼミ(南房総)合宿振り返りインタビュー編 菅野奈保美さん(富山班)

こんにちは。南房総2年ゼミ、富山班の新井です。富山のインタビュー対象者は大紺屋農園の足達智子さんと馬森牧場の菅野奈保美さんのお二人です。諸々の都合上、菅野さんへのインタビューは合宿中ではなく68日(金)に行われました。インタビューに伺ったのは2年富山班の3人です。前回、同伴の1年生と3年生が不在だったため、寂しかったです・・・

さて当日は富楽里から菅野さんのお車で牧場まで移動しました。お手数をおかけしました。10分足らずで牧場へ到着。創意工夫がなされた看板です!

 

到着するや否や、馬が顔を出してくれました。想像以上に馬は大きく、また強靭な足を有していました。

余談ですが、執筆者が高校生の時、通学路に乗馬クラブ的なものがありましたが、一度もそこで馬の姿を見ることはありませんでした。ただ不思議なことにダチョウとヤギはいました。ちなみに埼玉です。

 インタビューに入る前に菅野さんと談笑しました。この時点で菅野さんのパワフルさがひしひしと伝わってきました。対象者のプロフィールにも載っていますが、菅野さんは占いを頼りに、南房総への移住を決断。そして即決で土地を購入し、一人で森を開拓し牧場をお開きになりました。

談笑後、軽くですが作業のお手伝いをさせていただきました。

その後、インタビューに入りました!

インタビューでは、菅野さんの幼少期から今に至るまで。また人や馬との出会いについてお聞きしました。執筆者自身、菅野さんの「明日は来ないかもしれない。だから延ばしてはいけない」「今日は今日で100点をあげる」という言葉が印象的でした。なかでも、「不安があるなら、不安という本能を超えるための知識や経験を持っていないといけない」という考えが心に響きました。インタビューは終始、笑いが絶えない時間となりました。

執筆者自身、長時間にわたるインタビューを行うということは初めての経験でした。

その中で、感じたことは2つあります。

1つ目は人それぞれの人生に物語があるということです。偉人の伝記というような形で表現はされていなものの、人ひとりの人生には物語が埋まっているということです。2つ目は点と点が線で結ばれているということです。かの有名なApple創業者の一人、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大の卒業式で行った演説にもありますが、一見、無駄や何の繋がりもないように見えたものが後に振り返ると、線で結ばれていたということです。

学内にいては感じられない、以上の2点が2回のインタビューを通して感じたことです。

最後に、富山班のインタビュー対象者の足達さんと菅野さん、ご多忙のところご対応いただきありがとうございました。

合宿 調査 富山グループ

遅ればせながら、6/2、3日に行われた合宿の富山グループの調査内容について報告させていただきます。担当は1年の鈴木です。

私たちのグループは、主にインタビュー対象者の方の思い出の場所を訪れて調査を行いました。

6月2日

まず始めに、インタビュー対象者の菅野さんがオーナーとお知り合いである「マダムナカイのローズカフェ」にお邪魔しました。現在は、食用バラを使ったスイーツや、バラの加工品を製造しているそうです。私たちもバラのジュースとアイスをいただきました!

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次に向かったのは岩井海岸です。ここはインタビュー対象者の足達さんの思い出の場所です。波が穏やかで、サップを楽しんでいる人もいました。

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↓こちらの写真は市役所の根形さんが連れて行ってくださった原岡海岸です。

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6月3日

朝から富山に登りました。緩やかなコースもあったのですが、私たちは敢えて急なコースを選んで登りました。

展望台からの景色はとても綺麗で、苦労して登ったかいがありました。

二日間とも、班員全員で和気藹々と充実した調査ができたと思います。

一年ゼミ 第八回

今回のブログ担当は三芳グループ一年 グループ長の西浦です。

 

合宿も終わり、筋肉痛も引いた6月7日、ついに学期末レポートに向けて本格的に動きはじめました。

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とはいえまずは合宿の反省・感想。いろいろありました…

その後、表象作品と実在する土地との関わり方について思いつく事柄をひたすら書き出し、意見やアイデアを交換しました。10人もいるといろいろな視点があって、新鮮でした。

それを元に、それぞれがその場で5つの論点を考えることに。

なんとか捻り出しました。

 

次回はついに構想発表です。緊張します。

2年ゼミ 合宿振り返り 三芳班編

こんにちは! 南房総ゼミ合宿の班別記事です。今回は三芳ということで三芳グループの会計担当・小林が更新します。

さて、私たち三芳グループは一日目からインタビューでした! 対象者は南房総の薬王寺で音楽を作っていらっしゃる山口泰さん! 地元の人からは「やっさん」の愛称で親しまれている山口さん。音楽を作る際には、スピーカーの向く方向や時間帯など、風水的なことも考えるという、こだわりは並並ならぬものがありました。

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インタビューさせていただいた後は、夜の懇親会の後に行われた「山口さんpresents音楽鑑賞会」の準備と撤収をお手伝いさせていただきました。

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二日目、午前中もまたまたインタビューです。今度の対象者は南房総で主に有機農業をなさっている八木直樹さん・幸枝さんご夫妻! お二人の半生や農業に対する思いを伺う、とその前に、田んぼの雑草抜きをお手伝い。その後インタビューさせていただきながら、午後の時間にとある八木さんに関連する場所に行く計画をしていることをお話しすると、なんと八木さんがその場所に来てまたお話しいただけることになりました。ありがたい!

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昼食を終えた私たちは、南房総の調査に出かけました。一年が論文を書くための材料となり得るような場所を調査していきます。

まず最初に向かったのが、合宿当日に北条海岸で行われていた「hojo beach market」。ここで合宿が始まる前からお世話になっている東さん、そして昨日インタビューをさせていただいた山口泰さんに再会。活気溢れる海岸の様子に、南房総の新たな一面を垣間見た気がしました。

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続いては道の駅三芳村。お土産を買ったり、ご当地スタンプを押したり、ソフトクリームを食べたり、、、

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そして向かったのは桜花の発射台。ここで八木さんと再合流。戦争のことについて語っていただきました。これには二年生も一年生も、食い入るように八木さんの言葉に耳を傾けるのでした。

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さて、南房総の取材も終わり、ここからが本当の勝負です。皆さんに頂いたお話と南房総で感じた全てをどう物語に落とし込むのか、気づけば僕も行方不明です。さらには「SFだったりホラーだったりするけど結局のテーマは”愛”みたいな作品がいいな」という考えてもみないようなオーダーを頂いたりなど、スタートしたつもりがどんどんゴールが遠ざかっていくような、不安な気持ちでいっぱいです。でも、そんな時僕は、やぎ農園で私たちに向かって突進して来たやぎを思い出して明るい気持ちになるのです。

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以上、三芳班活動報告でした! 暖かくしてお休みください!