2 年ゼミ写真コンテスト(2019年度4期生)

第8回のブログでお伝えした通り、ホームページの「顔」となる写真を決める、ミニコンテストが行われました。

投票で松本君が撮った一枚に決定いたしましたが、他の候補もそれに負けないくらい素敵な写真ですので、ぜひご覧ください!

 

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2年ゼミ第8回(2019年度4期生)

こんにちは!

8回目のブログを担当します、館山班の佐名です。

お気づきでしょうか?そう、ホームページの画像が変わったことに!

今回のゼミは、この写真を選ぶコンテストから始まりました。各々が合宿の間に撮影した珠玉の一枚から、ゼミ生の投票により、決定しました。青空と海っていいですよね…。家からは毎日山しか見えない私にとっては、大変魅力的な一枚です!

 写真を選び終わった後は、2班ずつ合体して、それぞれのインタビュー対象者さんのインタビュー内容について、共有しました。

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自分は直接インタビューはしていなくても、懇親会等でお会いしたことのある方々について話を聞くと、自分がイメージしていた人物像と違っていることが多く、驚きの連続でした。

また、自分がインタビューをした方についても、違う班のメンバーから、「それって実はこういうことなのではないのか」と、自分の見方だけでは気づくことの出来なかったことを、たくさん指摘してもらうことが出来ました。

授業の最後には、今回話し合ったことをもとに、「自分はインタビュー対象者の方の〈人生〉と〈南房総〉という場所を通じて、何を考えたいか」ということを各自で考える時間がありました。

小説を書くにあたって何を考えたいか、というのは、その言葉だけ聞くと大き過ぎるテーマに聞こえます。しかし、今回せっかく出会うことの出来た、自分のインタビュー対象者の方に何を伝えたいか、その方々の人生を聞く中で、自分が何を考えたのか。一つ一つ丁寧に考えを積み重ねていきたいと思います。

余談ですが、次回までの宿題は、「課題曲を聞いて物語を書く」です。みんなが一体どのような物語を書いてくるのか、とても楽しみです。

 

2年ゼミ第7回(2019年度4期生)

はじめまして。
第7回目のゼミのブログを担当させていただきます、館山班の岩上京香です。

まずは合宿お疲れ様でした!お世話になった南房総の皆様、本当にありがとうございました。

今日は合宿を終えてからはじめてのゼミでした。疲れが残っているからか、合宿を無事終えた安心感からか、いつもよりゆったりとした雰囲気だったのは気のせいでしょうか。

今回はまず、インタビュー記事と物語(フィクションや小説)の違いについて確認しました。さらに、これから本格的に執筆に入っていくにあたり、「物語とは何か」という根本的な問いについての考えを深めました。

インタビュー記事と物語の違いについては、映画監督の是枝裕和さんのインタビュー記事「ぼくはなぜ物語を書くのか」を参考に学びました。

インタビュー記事というものは、インタビュー対象者の言葉に忠実で、表現媒体の中でも客観的なほうだとほとんどの人が考えます。
しかし、インタビュー記事は「私から見たあなた」しか描けないという点において、実は主観的な表現方法のようです。
一方、フィクションは登場人物である「私」の内面や神の視点からの世界を描くことができます。インタビュー記事は「私」が「あなた」になることはありませんが、フィクションは「私」が「あなた」になることができます。その意味で、フィクションには客観的な面があるようです。

逆説的な内容だったので新鮮ー!!と思いましたが、複雑でとても難しかったです。主観と客観という言葉をどういう意味で用いているのかがよく分かりませんでした。誰の口から語らせるかに重きを置いているのでしょうか…?でもとにかく、一人称や三人称で語る方法が、何か特別だということは頭に留めておきたいと思います。

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その後は、物語とは何かについて考えました。物語を一言で言うと?という課題が出され、班ごとに発表しました。

物語を定義から捉え直すのは意外と難しかったです。例えば、私たちの「人生」を物語と喩えても違和感ありません。そのように辞書的な意味だけでなく、広い意味での物語もきちんと含むように言葉を考えるのは、物語の本質について考えている感じがしました。
物語とは「始まりと終わりがあり、出来事の推移が語られる」ものだと確認し、なるほどと思いました。

最後に、物語が私たちに与える影響について学びました。これが一番興味深かったです。
私たちは多かれ少なかれ、今まで触れてきた物語を人生のモデルとして参照し、しばしばそれに囚われるという話です。

仲間とともに努力して、最終的に勝利を掴むという少年ジャンプの型、ごく普通の人がふとしたきっかけで夢のような幸せを手に入れるというシンデレラストーリーなど、物語には王道の型が存在します。それが形を変え、繰り返し繰り返し語られ、私たちに刷り込まれる。そしてその型に沿った人生こそが正解だと思ってしまう、ということです。

しかし、今の社会状況はそうしたモデルを叶えやすいとは決して言えません。王道の型と同じような展開が自分にも訪れることを信じ続けている誰かに対して、違う形の幸せもあることを提示してくれる物語が、必要なのではないかという先生の話に感動しました。

展開の華やかさはフィクションの醍醐味の1つでもあると思いますが、それが薄くなっても、読み物としての魅力を保てるような工夫をどのようにすればよいかが難しそうですが、「違う形の幸せ」を提示できる物語が自分なりに書けたら良いなと思いました。

2年ゼミ第6回 (2019年度4期生)

こんにちは!第6目のブログを書かせていただきます富浦班の澤田です。

今回は合宿前最後の授業ということで最終確認とインタビューの練習をしました。

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二日間のタイムスケジュールなどを確認していよいよ合宿が目の前に迫ってきているんだなという実感がひしひしとわいてきました。合宿前最後ということでとめどもなく話し続ける先生の話を聞いてメモを取るみんなの顔はいつにもまして真剣です。

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そして授業の後半ではあらかじ各自が作成した人生年表をもとに、インタビュー対象者の方(先生)、インタビューをする側(生徒)に分かれて本番をイメージしたシミュレーションを行いました。初めてのインタビューに戸惑う班、和気あいあいと話を引き出していく班など様々な様子が見られました。

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最後には先生からアドバイスをいただき、本番のインタビューに向けて備えました。どのようにして「その人自身」のことを引き出すのか、その質問をぶつける「理由」、「抽象→具体→抽象」の順番でキャッチボールをすることの大切さなどを学ぶことができました先生のアドバイスをもとに本番も頑張りたいと思います。

緊張とともにものすごく楽しみです!

2年ゼミ第4回 (2019年度4期生)

こんにちは!

第4回目のブログ担当をさせていただきます、千倉班の茂木です。南房総ゼミでの初めてのブログを書く作業にまだ緊張していますが、これからどうぞよろしくお願いします…!

4月から始動した2019年度春学期の南房総ゼミも今回で4回目ということで、6月1,2日に行われる合宿に向けて着々と準備を進めている段階です。

今回の授業では、前半は先週に引き続きインタビュー対象者の方々の調査発表を行いました。対象者の方に答えていただいたアンケートをもとに、そこからどのようなインタビューが出来るかを考えるとても有意義な時間となりました。

 

そして、後半は実際に行うインタビューの練習として、私たちゼミ生がペアを作りお互いの将来についてインタビューをしそこからどのような感情を抱いたのか考える、ということを行いました。いざ相手を前にすると、何から聞いたら良いのか、何を聞けば相手の内面を引き出せるのかということを瞬時に判断するということの難しさに気が付きました。

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次回の授業では東さんをお招きして特別講義をしていただくので、来月の合宿にむけて、インタビューの仕方についてみっちり勉強したいなと思います!!

お読みいただきありがとうございました。それではまた!

2年ゼミ第3回 (2019年度4期生)

ゼミホームページをご覧の皆さん、こんにちは!今回のブログは千倉班の根岸が担当します。前回のブログ担当者・松本と同じく前年度一年ゼミに所属していたので、久しぶりのブログ投稿です。今年度もよろしくお願いします!

 

今回のゼミは6月1日、2日に開催される合宿の事務連絡からスタート。合宿のタイムテーブルなどを確認しました。このような連絡を聞くと合宿がもう少しでやってくるんだなという実感がだんだん湧いてきます(笑)

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そして次に、一人一人がインタビューをさせていただくインタビュー対象者の方と、対象者の方がお住まいの南房総市の地区について調査した結果を発表しました。

南房総市は、七つの町村が平成の大合併によって一つになった市なので、地域ごとに色々な特色を持っていることが発表を見て改めてよくわかりました。

インタビュー対象者の方々の調査発表では、自分の担当以外の対象者の方がどのような方かも知ることができました。また、私は対象者の方の情報をたくさん得ることができなかったのですが、そのような場合でも対象者の方のことをより深く知ろうとすることはできる、ということを教えていただきました。(例えば、対象者の方が住んでいたところを調べてみるとか、影響を受けた音楽を聴いてみるとかです。)

また、インタビュー対象者の方にどのような質問をするかということもみんなで意見を出し合いました。自分では思いつかないようなアイデアもあったので刺激になりました!

これから、みんなに刺激を受けながら良いインタビューができるように準備を進めていければなと思います。インタビューは得意とは言えませんが、本番で焦らないように頑張ります、、、!

お読みいただきありがとうございました。では!

 

 

 

二年ゼミ 秋 最終回

こんにちは!

秋学期最後のブログ担当は小野寺です。最後のブログを書くことができてとても光栄です…。

およそ半年前から頑張ってきたこの南房総ゼミでの活動もついに完結です。南房総のこと、対象者の方のことをとことん調べ、実際に合宿へ行き、インタビューさせてもらったのがもう遠い昔のような気がします。

今日、やっと本が完成しました!

その前に、13回目の授業と14回目の授業の振り返りをしたいと思います。ブログ更新が滞ってしまっていて申し訳ございません。

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13回目の授業では、それぞれの作品をお互いに読みあい、批評・感想を述べあいました。私はこの時、ラストから2回目の授業にして、いったん書き上げた物語を白紙に戻したばかりで、精神的に追い詰められてはいたものの、なんとか授業に出ました。しかし、みんなの完成度の高さにさらに精神的にやられてしまいました。あの時の感情は忘れられません(笑)。

14回目のラストの授業は、私は欠席しましたが、お互いの作品を読みあい、感想を述べあうとともに、南房総ゼミを通して感じたことの意見交換もしたそうです。悔しかったのが、内藤先生からの美味しいお土産をいただきながら行った授業だったそうです。私もカタラーナ食べたかったです。

授業をすべて終えてからも、物語の修正を重ね、内藤先生からのチェックを何度も受け、無事作品が出来上がりました。ゼミ生一同、春休みに入ってからも、常に頭の片隅には南房総ゼミのことを考えている日々を送っていました。

完成した作品は、編集担当のゼミ生が校正し、物語集用に編集してくれました。編集は最も過酷な作業であります。編集担当のみんなに感謝です。

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二日間に渡る製本作業は、時には黙って集中し、時には和気あいあいと楽しくできました。南房総ゼミは仲が良いのもいいところです。過酷だからこその団結力はほかのゼミと違います。

こうしてできあがったのがこちら、『潮風と夕焼け』です。

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私は春学期も南房総ゼミでしたが、やはり本が完成したときの感動は二回目でもぐっときます。

本が無事完成したのも、南房総ゼミに協力して下さった方々のおかげです。対象者の皆様、南房総市役所の皆様、南房総の地元の方々…たくさんのお力添え、本当にありがとうございました。

南房総ゼミの活動は今後の人生において、とても意味のある、有意義な経験だと思っております。

ここまで指導して下さった内藤先生にも感謝しています。

できあがった本を早くご協力してくださった皆様に読んでいただきたいです。

私も今から、同志の作品を読んでいきたいと思います。

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一年ゼミ 秋 第12回

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2018年最後のゼミのブログを担当します、一年ゼミの鈴木です。

今回の授業では、前回の脱構築の理解をさらに深めるために、映画「砂の女」の分析をしました。内藤先生の論文も参考にしつつ、「ゆれる」の時と同様に、二律背反の事柄がなし崩しになるような展開がみられるのか、注意深く分析しました。

「砂の女」に関しては、「ゆれる」よりも脱構築がはっきりと現れており、全員が納得して、『この物語は脱構築されている』という結論を出しました。このような作品分析の仕方を学ぶと、これから自分が小説を読んだり映画を鑑賞するときに、対立項があるのか、それらが脱構築される展開なのか、ということにも注目しながら作品をさらに興味深く読んだり観たりすることができそうです。

また、今回は学期末論文のアウトラインの相互批評もしました。秋学期は、春学期のテーマよりもさらにパワーアップして、作品と土地との関係を分析していきます。春学期の苦労を活かして、納得のいく論文に近づけるように進めていくつもりです。

1年ゼミ 秋第11回

ブログの更新を止めていたのが自分だったと分かり、驚きました。(すみません、、、)松本です。

今回(12/13)は「脱構築」という考え方について勉強しました。「脱構築」というのはユダヤ系フランス人の哲学者、ジャック・デリダにより提唱された論理的手法を指します。授業プリントによると、「相反される事象の中に互いの要素が含まれていることを喝破する論理的手法」とのこと。難しいですね(^-^;

今回も2006年公開作品『ゆれる』を分析しました。主な議題は、作品が進むにつれて東京と山梨の関係性が変化するのか、というもの。

東京が現在を表すものが多いのに対し、山梨には過去を連想させるものが多い。しかしこの関係性は終盤になるにつれ、変化していきます。(画像の右半分が前半、左半分が後半)このように二律背反を成していたものが崩れることを「脱構築」といいます。授業で学習しなければこんな新しい見方はできないですね(笑)。

次回は『砂の女』(1964)を分析します。こちらも楽しみです!

1年ゼミ 秋第10回

こんにちは!近頃とても寒くなってきましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか?私はストーブと布団から離れられない生活を送っています。申し遅れました、今回のブログ担当は根岸です。少しばかりお付き合いください!

 

今回(12月6日)の授業ですが、シラハママーケットで大変お世話になりました館山市の高木さんがスペシャルゲストとしていらっしゃいました!お会いするのは久しぶりだったのでとてもうれしかったです。

さて、授業では、まず前回学習した『場所の現象学』から私たちがどのように土地、場所のことを理解するかという考え方のことを復習しました。前回どのようなことを学習したのか、この考え方を知らない高木さんに説明する、という形をとったのですが、わかりやすく説明することが難しく、自分が理解した気になっていたところがよくわかり、自分はまだまだだなと痛感させられました…。もっと精進したいと思います!

そして、先週に引き続き映画『ゆれる』の分析を行いました。今回は物語の語り方からの分析でした。語り方には、誰が物語を語るのか(登場人物が語る:一人称、物語世界外の語り手が語る:三人称)ということと、その世界が誰の視点を通じて語られるのかということがあります。今回の分析では、『ゆれる』の登場人物、主人公の兄の視点から語られているシーンはどこかということを話し合いました。映画を見るときに誰の視点から語られているのかなど、今まで考えたこともなかったので、新鮮な見方だなと思いました。しかし、この分析方法は学期末の論文にも使えそうなのでしっかり身に着けたいと思います。

 

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そして、最後に『脱構築』という概念について軽く学びましたが、時間切れのため今回はここまで…!またまた難しい概念が出てきてしまい、戦々恐々としていますが、頑張りたいと思います。それではまたお会いしましょう!ありがとうございました!