内藤ゼミ(南房総)合宿振り返りインタビュー編 菅野奈保美さん(富山班)
こんにちは。南房総2年ゼミ、富山班の新井です。富山のインタビュー対象者は大紺屋農園の足達智子さんと馬森牧場の菅野奈保美さんのお二人です。諸々の都合上、菅野さんへのインタビューは合宿中ではなく6月8日(金)に行われました。インタビューに伺ったのは2年富山班の3人です。前回、同伴の1年生と3年生が不在だったため、寂しかったです・・・
さて当日は富楽里から菅野さんのお車で牧場まで移動しました。お手数をおかけしました。10分足らずで牧場へ到着。創意工夫がなされた看板です!
到着するや否や、馬が顔を出してくれました。想像以上に馬は大きく、また強靭な足を有していました。
余談ですが、執筆者が高校生の時、通学路に乗馬クラブ的なものがありましたが、一度もそこで馬の姿を見ることはありませんでした。ただ不思議なことにダチョウとヤギはいました。ちなみに埼玉です。
インタビューに入る前に菅野さんと談笑しました。この時点で菅野さんのパワフルさがひしひしと伝わってきました。対象者のプロフィールにも載っていますが、菅野さんは占いを頼りに、南房総への移住を決断。そして即決で土地を購入し、一人で森を開拓し牧場をお開きになりました。
談笑後、軽くですが作業のお手伝いをさせていただきました。
その後、インタビューに入りました!
インタビューでは、菅野さんの幼少期から今に至るまで。また人や馬との出会いについてお聞きしました。執筆者自身、菅野さんの「明日は来ないかもしれない。だから延ばしてはいけない」「今日は今日で100点をあげる」という言葉が印象的でした。なかでも、「不安があるなら、不安という本能を超えるための知識や経験を持っていないといけない」という考えが心に響きました。インタビューは終始、笑いが絶えない時間となりました。
執筆者自身、長時間にわたるインタビューを行うということは初めての経験でした。
その中で、感じたことは2つあります。
1つ目は人それぞれの人生に物語があるということです。偉人の伝記というような形で表現はされていなものの、人ひとりの人生には物語が埋まっているということです。2つ目は点と点が線で結ばれているということです。かの有名なApple創業者の一人、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大の卒業式で行った演説にもありますが、一見、無駄や何の繋がりもないように見えたものが後に振り返ると、線で結ばれていたということです。
学内にいては感じられない、以上の2点が2回のインタビューを通して感じたことです。
最後に、富山班のインタビュー対象者の足達さんと菅野さん、ご多忙のところご対応いただきありがとうございました。